Kitayama: 2009年11月アーカイブ
私が西宮で一番好きな場所は、夙川公園です。
山から海へ流れる夙川沿いに、約3kmにも渡り続いているこの公園には、
遊具で遊ぶ子供、ジョギングをする人、犬の散歩をする人、
ベンチで日向ぼっこをする人、季節のお花を楽しむ人があちらこちらに。
毎年春には約1600本もの桜が川べりに咲き誇り、
「日本さくら名所100選」に選ばれる程の桜の名所です。
4月初旬には西宮さくら祭りが開催され、お花見客で大賑わいです。
秋が深まってきたので、桜の木々は紅葉真っ盛りです。
にっこりとほほ笑む可愛らしいお地蔵様もいます。
ご近所にお住まいの方が、お地蔵様の周りをいつもきれいにお掃除をして、
お花を植えたり、お供えをしてくださったりしています。
寒い日が続いているので、毛糸の帽子とマフラーを着せてもらったようです。
お地蔵様も暖かそうですね。
新鮮な魚介を炭火で焼き上げる炉端料理が楽しめる「炉端のじんべえ」さん。
阪急塚口駅から徒歩1分、さんさんタウン2番館1Fにあります。
最高の食材、おいしいお酒、スタッフのとびきりの笑顔が自慢のお店です。
その日の仕入れによって、毎日変わるメニューもとても魅力的。
「炉端のじんべえ」さん情報→http://r.gnavi.co.jp/k562102/
今回、島美人も新たにお店に置いていただけることになりました!
純米大吟醸、純米酒、生酒の3種類です。
限定ブリカマの塩焼きと島美人、最高です♪
是非一度足を運んでみてください☆
江戸時代、人口100万人の大消費都市であった江戸には、大量にお酒が運ばれていました。
その中でも灘(現在の大阪湾に面した神戸市東部から西宮市今津に至る東西約20kmの沿岸部)の
お酒は、なんと年間約100万樽、江戸に運ばれるお酒の約50%を占めていたとのことです。
単純計算をすると、江戸っ子は年間で1人あたり1樽(容量72ℓ)の灘酒を消費していたことになります!
灘酒が躍進した理由としては、以下があげられます。
・六甲おろしの寒風が、お酒造りに適していた
・海岸に近いため、樽廻船による大量輸送が可能であった
・酒造技術が優れている、丹波杜氏が得られた
・西宮から湧き出るお酒造りの命の水、宮水を得られた
・天下の台所大阪に近く、良質の酒米を得られた
・六甲の急流を利用した水車精米が可能であった
・杉樽の原料、吉野杉に恵まれた
など、いくつもの理由が重なって、美味しいお酒を大量に作ることができるようになったのです。
江戸には大量の四斗樽(容量72ℓ)が流れ込みました。
ある樽は飲み屋の腰掛け、ある樽は家庭で入れ物として使われましたが
この他に沢山の割り箸にもなったようです。
日本人の心には、江戸時代から既にECOの意識があったのですね。