お米には、食用と醸造用があるのをご存じですか?
普段私達が食べているお米と、お酒造りに使うお米は、品種が異なるのです。
食用のお米は、噛むともちもちと柔らかく甘みがありますが、
醸造用のお米は、噛むとぷちぷちとした固めの触感で甘みはあまり感じません。
お酒造りに適しているお米は、酒造好適米と呼ばれています。
酒造好適米の中でも、お酒造りに最も適している言われている、最高峰の品種は「山田錦」です。
「山田錦」の特徴としては、
・普通のお米に比べて粒が大きい
・お米の中心部にある「心白」と呼ばれるデンプンが大きい
・たんぱく質が少ない
・茎が長く、風で倒れやすい
・稲の病気にかかりやすく、栽培に技術が必要
などが上げられます。
「山田錦」は、全国の生産量の約8割が兵庫県産です。
島美人の中で、「山田錦」を100%使ったお酒が純米大吟醸(720ml 2100円)です。
「山田錦」の外側55%を削り、中心部45%だけを贅沢に使用しています。
半分以上削られたお米は、真っ白で真ん丸で、本当にキレイです。
そんなお米で造られたお酒は、香り高い吟醸香と豊かなコクがあり、ほんのりと甘くて
とっても美味しいです。是非一度召し上がってみてください☆