今年のゴールデンウィークは、1週間本当にいいお天気でした!
毎日友人や家族と一緒に、スポーツをしたり、食事をしたり、旅行に行ったりしていたので
お酒もたくさん飲んだ1週間でした☆
日本酒の成分の約80%は水です。よって、水の性質によってお酒の味は大きく左右されます。
「宮水」と呼ばれている西宮にしか湧き出ない水は、
日本酒造りに有用なカリウム・リン・カルシウム等のミネラルが豊富でありながら
日本酒造りに害となる鉄・マンガンが少なく、水質は中硬水。
酒造用水として、世界的に見ても最適な水です。
宮水で造られたお酒は、豊富なミネラルのおかげで発酵力が旺盛なので、
キレのある辛口のしっかりとした力強い酒(男酒と呼ばれています)になると言われています。
この写真は宮水井戸の写真です。
安定的な水量の確保や、水質を保全するため、周辺の環境を守る活動が実施されています。
宮水は、江戸時代後期に発見されて以来、約200年に渡って灘の酒造家を支えてきました。
また、阪神大震災で水道が使えなくなった時には、宮水井戸を保有している酒造会社は
それらを地域の人達に解放していました。
宮水は、日本名水百選にも選ばれている、西宮の大切な水なのです。