西宮の魅力をクローズアップ☆パートⅡ

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西宮の歴史・文化・食の魅力を知るために、西宮商工会議所が主催している

「西宮まちなかボランティアガイド養成講座」、第2回目は

・白鷹禄水苑

・堀江オルゴール博物館

です。

 

③白鷹禄水苑

西宮と言えば、古くから日本酒造りが盛んな地で、

西宮市内だけでも「島美人」も含めて13社の酒造会社があります。

 

白鷹禄水苑は、「白鷹」の本社及び酒蔵に隣接している食や文化を楽しめる施設です。

江戸時代の灘の酒作りの様子を知ることができる資料館では、

昔の酒造りが、人の手と経験と知識のみによって成されていたことが分かります。

軒先に吊るされた杉玉↓、酒林とも言います。新酒が出来たことを知らせる為のものです。 

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重厚な鉄製のタンクです。これで日本酒造りに必要な宮水を、井戸から酒蔵まで運んでいました。

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戦前の造り酒屋の暮らしを知ることができる資料館では、

現在では大変貴重な家蔵品が並べられており、

質の良いものをあつらえ、大切に保管し、何代にも渡って長く使われていたことが分かります。

代々伝わるお雛様は、お人形や着ている着物まで全て特注品だそうです。

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ここでは、出来立ての「白鷹」のお酒を試飲・購入できますし、

鰻蒲焼と懐石料理を味わえる老舗、「東京竹葉亭 西宮店」も苑内にあります。

「東京竹葉亭 西宮店」は2010年ミシュランガイドでも☆を獲得しました!

「白鷹禄水苑」の詳細はこちら↓

http://www.hakutaka-shop.jp/

 

④堀江オルゴール博物館

大阪で会社を営んでいた故堀江光男氏が、引退後の余生の趣味で収集した

世界の貴重なオルゴールを約360台展示してある博物館です。

この博物館は、苦楽園にある堀江光男氏のかつての住宅を利用しており、

兵庫住宅100選にも選ばれています。

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18世紀末~20世紀初頭に作られたオルゴール達は、どれもオルゴール職人達の手作りです。

シリンダー型、ディスク型、巨大なもの、からくり付きのもの、と様々な種類があります。

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18世紀当初は貴族や大富豪しか聞くことができなかった、超高級品だったオルゴール。

何百年もたった現在、私達が同じ音を聞けていることが何だかとても不思議な感じがします。

ロシアの最後の皇帝、ニコライ2世が愛用していたオルゴールも展示されています。

その音色は、本当に繊細で可愛らしく、心が洗われるようで、

曲が終わった時は、思わず感動の溜息が出て、一斉に拍手が起こりました☆

「堀江オルゴール博物館」の詳細はこちら↓

http://www.orgel-horie.or.jp/

 

現代のように、自動の機械やコンピュータが無かった時代でも、昔の人は頭と手を使って

美味しい日本酒を造り、聞く人を感動させるオルゴールを作っていたんですね。

 

また追って残り3つの施設のご紹介もさせていただきます~!